因幡のハロウィーンのはじまり。
時は江戸。
「死ぬときは一緒!」と約束した「桂蔵坊狐」と「おとん女郎狐」がここ因幡に棲んでいました。
しかし、約束を果たせぬまま逝った無念から、平成の世になっても相手を求め彷徨っているというのです。
そんな二匹を憐れんだ神様が、年に一度、二匹の魂に逢瀬を許すと告げたのです。
すると、喜んだ二匹の魂は、幸せだったあの頃を取り戻そうと祝言を挙げると決めました。
この粋で、情ある計らいの話は三千世界を駆け巡り、感動した世界中の神々や物の怪が、二匹の婚儀のお祝いに、
ここ因幡に駆けつけるというお祭り騒ぎが始まったのです。
まさに百鬼繚乱、これが因幡のハロウィーンの始まり。
地元の私たちでも知らないお話が鳥取には沢山あります。
ぜひ、新しい鳥取を探しにきてみませんか?
明日はハロウィーン。
望湖楼に来ないといたずらするぞ!
なんちゃって。